普段の買い物でお得にポイントが貯まるdポイントですが、使い道に悩んでいる方は多いです。dポイントには有効期限があり、できるだけ早く使わないとポイントが失効してしまいます。
dポイントの使い道に困っている方は、寄付がおすすめです。dポイントで寄付すれば、自己資金を使わずに社会貢献ができ、税制優遇措置も受けられます。この記事では、dポイントで寄付をして社会貢献をする方法について解説しています。記事を読めば、余ったdポイントの有効活用が可能です。
dポイントを使って寄付ができる
dポイントは商品を購入するだけでなく、さまざまな団体に寄付する手段として活用できます。使い道に困ったdポイントを有効活用して、手軽に社会貢献ができます。
dポイントとは、NTTドコモが提供しているポイントプログラムのことです。携帯電話や光回線を利用すれば、お得にポイントが貯まります。ドコモユーザーでない方でも「dアカウント」を作成すれば、ポイントを貯められるので、事前に作成しておきましょう。
公式サイトから、寄付先と利用するポイント数を入力するだけで寄付ができます。dポイントなら、現金を使わずに寄付ができるので、手軽に社会貢献したい方におすすめです。
通常のdポイントと期間・用途限定ポイントの違い
dポイントには「通常のdポイント」と「期間・用途限定ポイント」の2種類があります。
それぞれの特徴は以下のとおりです。
- 通常のdポイント
- 有効期限がなく、全加盟店の支払いやサービスに利用できます。
- 期間・用途限定ポイント
- 有効期限が設定されているポイントです。通常のポイントと比べて利用条件が厳しくなっています。
dポイントを利用する際には、それぞれの種類に応じた使い方を理解しておきましょう。dポイントの有効期限はdポイントクラブのアプリで確認できます。有効期限が切れると、ポイントが使えなくなってしまうので、寄付や買い物で積極的に利用しましょう。
» dポイント1ポイントいくら?ため方と使い方
寄付できるポイントの下限・上限
dポイントを使った寄付は、最低100ポイントから使えます。少額から寄付ができるので、気軽に支援活動ができます。各団体ごとに、寄付の上限が設定されている場合もあるので、ルールに従って寄付をしましょう。
期間限定ポイントで寄付することも可能です。利用する際は、有効期限内であることを確認しておきましょう。dポイントクラブの会員登録をして、ログインすれば寄付ができます。
dポイントを使って寄付をするメリット
dポイントを使って寄付するメリットは以下の2つです。
- 社会貢献ができる
- 税制面で優遇措置が受けられる
社会貢献ができる
dポイントを使って寄付をすることで、社会貢献ができます。自分が興味のある団体や活動に、直接支援が可能です。地域社会や環境保護、教育支援といった、さまざまな社会問題の解決につながります。価値観を形にできる機会でもあるので、自分に対してもポジティブな影響があります。
dポイントでの寄付は、少額からでも可能です。少ない金額でも、集まれば大きな力になるので、無理のない範囲で始めてみましょう。
税制面で優遇措置が受けられる
dポイントを使って寄付をすれば、寄付金控除により、所得税や住民税の節約が可能です。寄付した金額によって、税額が直接控除される仕組みです。
寄付をすると「寄附金控除証明書」が発行されます。確定申告で提出をすれば、寄付した金額によって税額の控除が適用されます。特定の条件を満たせば、寄付金額の全部か一部が税額から控除される「特定寄付金控除」の申請が可能です。
インターネットで寄付を行った場合、オンラインで簡単に証明書を取得できます。確定申告もオンラインで完結するので、気軽に申請してみましょう。
dポイントを使って寄付をする手順
dポイントの寄付は、以下の3ステップで完了します。
- dポイントアカウントを準備する
- 寄付先を選択する
- 寄付額を決定する
dポイントアカウントを準備する
dポイントで寄付をするためには、dポイントアカウントへの登録が必要です。アカウント登録は無料なので、アカウントを持っていない方は、公式サイトから新規作成しましょう。アカウント作成後は、dポイントクラブにログインしておきます。
ログイン後は、自分のマイページでポイントの残高を確認します。登録情報が最新になっているかを確認し、必要に応じて更新を行ってください。二段階認証を設定しておくと安全に利用できます。
寄付先を選択する
自分が興味のある団体を選んで寄付をしましょう。寄付をする前に、寄付先の団体が行っている活動や、実績を調べておくことが重要です。公式ウェブサイトやSNSを見たり、NPO法人として認定されているかをチェックすると、どのような団体なのかがわかります。
寄付金がどのように使われているかも調べておきましょう。透明性のある団体なら、寄付金の使い道や、成果の報告があります。寄付後のフォローアップや、寄付者とのコミュニケーションの確認もしておきましょう。
寄付をする団体のプライバシーポリシーを見て、個人情報の扱いが適切かどうか確認しておくと、安心して寄付ができます。団体が提供するレポートやニュースレターを読んでおくと、どのような活動をしているのかがわかります。
寄付額を決定する
自分のdポイントの残高をしっかり確認し、無理のない範囲で寄付額を決めましょう。寄付先の団体が、寄付額を設定している場合は、指示に従ってください。自分の経済状況を考えて、寄付する金額を決めましょう。寄付は定期的に行うのか、一回限りにするのかも考えておくと、スムーズに寄付金額が決まります。
» dポイントが使えない原因と対処法を解説!
dポイントを使って寄付ができる団体
dポイントを使って寄付ができる団体を5つ紹介します。
- こどもの未来応援基金
- BHNテレコム支援協議会
- 日本対がん協会
- 日本ユネスコ協会連盟
- Being ALIVE Japan
こどもの未来応援基金
こどもの未来応援基金は、子どもの貧困対策の支援を行う団体です。学習支援や食事提供の活動を通じて、すべての子どもたちが、夢と希望を持って成長できる社会を目指しています。
こどもの未来応援基金への寄付金は、子どもたちの学習支援の活動に使われています。寄付はオンラインでできるので、手間がかかりません。
» こどもの未来応援基金(外部サイト)
BHNテレコム支援協議会
BHNテレコム支援協議会は、通信業界に特化した支援活動を行う団体です。発展途上国や被災地での、情報通信技術の普及を支援するプロジェクトを進めています。
BHNテレコム支援協議会への寄付金は、発展途上国の生活向上支援や、国内で発生した地震の被災者支援に使われています。寄付をする際には、自身の支援したい活動に合わせて、支援先の選択が可能です。
» BHNテレコム支援協議会(外部サイト)
日本対がん協会
日本対がん協会は、がんの予防から治療まで、幅広い活動を行っている団体です。がんに関する正しい知識の普及や、啓発活動を行い、がんと向き合うすべての人々の力になることを目指しています。寄付で集まった資金は、がん研究の支援や、患者さん向けサービスの提供に活用されます。
» 日本対がん協会(外部サイト)
日本ユネスコ協会連盟
日本ユネスコ協会連盟は、文化や教育の分野で活動する組織です。平和と持続可能な開発を目指し、学校教育や国際理解教育の事業に取り組んでいます。国際交流やセミナーも行っており、人材育成の分野でも有名です。
dポイント寄付プログラムで集まったポイントは、教育や文化遺産保護の活動資金として使われます。公式ウェブサイトから、支援するプロジェクトが選べます。
» 日本ユネスコ協会連盟(外部サイト)
Being ALIVE Japan
Being ALIVE Japanは、病気や障害を持つ子どもたちへの支援を行う団体です。経済的な援助だけでなく、心理的サポートや教育機会を提供して、社会で活躍する力を育んでいます。公式ウェブサイトでは、寄付者への感謝のメッセージや、寄付額に応じた特典の確認が可能です。
寄付によって集まった資金は、長期療養中の子どもたちと、家族のサポートに使われています。定期的に活動報告をするニュースレターのおかげで、透明性が証明されています。
» Being ALIVE Japan(外部サイト)
dポイントを使った寄付のよくある質問
dポイントを使った寄付について、よくある質問は以下の5つです。
- 寄付後のキャンセルやポイントの返還はできる?
- 寄付の証明書や領収書は発行される?
- 複数の寄付先に分けて寄付できる?
- 寄付先を選ぶ際の注意点は?
- dポイントを寄付すると会員ランクに影響する?
寄付後のキャンセルやポイントの返還はできる?
一度実行された寄付のキャンセルや、ポイントの返還はできません。一度行った寄付は取り消しできないルールがあるからです。間違えてポイントを寄付しても、返還されません。寄付先に送金する前に、自分の意思と寄付したい金額を、しっかりと確認しましょう。
寄付の証明書や領収書は発行される?
寄付をすると証明となる書類が同時に発行されます。税制上の優遇を受けるためにも、寄付の証明書や領収書が必要です。寄付した内容を証明できる重要な書類なので、大切に保管しておきましょう。
証明書は寄付先団体によって発行されます。各団体によって発行の形式は異なり、デジタルで発行される場合や、郵送で送付される場合もあります。証明書の受け取り時にトラブルが起きないように、発行方法を事前に確認しましょう。
証明書や領収書を確実に受け取れるように、必要な情報はすべて団体に伝えましょう。税控除を申請する際にスムーズに手続きが進みます。証明書や領収書の発行に関する手続きは、寄付をする団体の指示に従ってください。
複数の寄付先に分けて寄付できる?
dポイントでの寄付は、一度に複数の団体へ支援ができます。複数の団体に寄付をすることで、支援の範囲が広がります。寄付をする際は、それぞれの団体が定める寄付上限額を確認して、適切な金額を配分しましょう。プラットフォームによっては、寄付の配分を自由に設定できる場合もあります。
寄付先を選ぶ際の注意点は?
寄付先を選ぶ際は、団体の活動内容をしっかりと把握し、信頼できる団体に寄付することが大切です。寄付金がどのような活動に使われているのかを、確認しておきましょう。
寄付先の団体の、公式ウェブサイトを見れば、過去の活動内容と成果を確認できます。団体の活動について、より詳しく知りたい方は、直接問い合わせてみましょう。団体の透明性を確認しておけば、安心して寄付ができます。自分が支援したい団体の情報は、事前に確認しておきましょう。
dポイントを寄付すると会員ランクに影響する?
dポイントを寄付しても、会員ランクには影響しません。会員ランクは、主に商品の購入金額や、サービスの利用頻度で評価されます。寄付はランク決定の条件に含まれていないので、寄付でのランク向上はありません。
dポイント寄付後の確認方法
dポイントで寄付をした後は、正しく寄付が行われているか確認しておくと安心です。
寄付をしたら、以下の2点を確認しておきましょう。
- 寄付履歴
- 寄付先の活動報告
寄付履歴の確認方法
寄付の記録は、dポイントアプリや、ウェブサイトで確認できます。ログイン後、メニューから「dポイントの利用履歴」を選択しましょう。寄付日時や寄付先、寄付ポイント数の詳細情報を確認できます。
詳しい情報を知りたい方は「詳細ボタン」から追加情報の確認が可能です。詳細を確認しておけば、寄付の透明性が保たれ、安心して寄付ができます。寄付履歴は年間の寄付総額も確認できます。寄付履歴を紙で持っておきたい方は、ダウンロードして印刷も可能です。
寄付先の活動報告の確認方法
寄付先の透明性と信頼性を確認するために、活動報告をチェックしておきましょう。
公式ウェブサイトで、以下の情報を確認しておけば、団体の活動内容がわかります。
- ニュースレター
- 年次報告書
- 透明性レポート
X(旧Twitter)やInstagramの、公式SNSをフォローしておけば、日々の活動内容をチェックできます。メール通知を設定しておけば、新しい情報もすぐに確認することが可能です。活動内容の確認をするために、団体に直接連絡も可能です。具体的な不明点を、直接質問できるので、詳細な活動内容がわかります。
dポイントと他の寄付方法の違い
dポイントを使用した寄付を、以下の2つの視点から比較します。
- 現金寄付や物品寄付との違い
- 他のポイント寄付サービスとの違い
現金寄付や物品寄付との違い
現金寄付は、団体に直接お金が提供される方法です。dポイントでの寄付は、現金寄付と同じ役割になります。団体がお金を自由に使えるため、最適な用途に資金を投入できます。
物品寄付は、団体が必要としている物品を直接提供する方法です。寄付された物品が団体の活動に直接役立てられます。ただし、寄付する物の選定や保管、輸送が必要なため、手間がかかる場合があります。
現金寄付は管理・手続きが簡単で、税務上の控除も受けやすいです。双方の違いを理解すれば、自分の意図に沿った寄付ができます。
他のポイント寄付サービスとの違い
dポイントでの寄付と、他のポイント寄付サービスとの違いは、寄付したい団体を直接選べることです。dポイントなら、自分が支援したい活動や団体に対して、自由に寄付ができます。
ポイントで寄付すれば、来月のポイント倍率がアップする特典もあります。ポイントアップ特典のおかげで、寄付を続けるモチベーションが上がりやすいです。dポイントでの寄付は、手数料がかからず、全額が寄付先の団体に届きます。透明性が高く、効果的な寄付が可能です。
まとめ
dポイントを使って寄付をすれば、自己資金を減らすことなく、簡単に社会貢献ができます。
dポイントで寄付する手順は以下のとおりです。
- dポイントアカウントを準備する
- 寄付先を選択する
- 寄付額を決定する
以下の団体に寄付できます。
- こどもの未来応援基金
- BHNテレコム支援協議会
- 日本対がん協会
- 日本ユネスコ協会連盟
- Being ALIVE Japan
税制上の優遇措置も受けられるので、興味のある方は少額の寄付から始めてみましょう。
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