2022年3月1日から提供開始されたドコモでんき。
auでんきやソフトバンクでんきのようにドコモもでんき事業を開始します。
ライフラインであるでんき事業を提供し、dポイントで囲い込みをすることでドコモ経済圏を拡大できるでしょう。
新電力のドコモでんきに対してこのような疑問はありませんか?
- ドコモでんきってなに?
- 料金は安い?
- dポイントの還元率は?
この記事ではドコモでんきの料金プランからdポイント還元率などをまとめています。
この記事でわかること
- ドコモでんきの概要
- ドコモでんきの損益分岐点
- 先行予約キャンペーン
ドコモでんきは地球にやさしいGreenと通常のBasicの2種類のプランがあります。Greenは料金が500円高いですが、最大10%のdポイント還元があります。
ドコモでんきのコンセプトは「暮らしと地球を想う電気」
ドコモでんきは地球にやさしい電力をコンセプトにしています。
NTTドコモは2030年までに事業活動での温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「2030年カーボンニュートラル宣言」を発表しています。
ドコモでんきはこのカーボンニュートラル宣言の一環になります。
このドコモでんきの小売電気事業はNTTアノードエナジー株式会社です。株式会社NTTドコモは取次事業者となります。
NTTアノードエナジー株式会社の事業内容は再生可能エネルギー発電事業とスマートエネルギー事業で地球にやさしい電力会社です。
私たちNTTアノードエナジーは、徹底したESG経営のもと、再生可能エネルギーの可能性を最大限に引き出し、地球にやさしい経済活動を推進してまります。
引用:NTTアノードエナジー トップメッセージより
プランは「Green」と「Basic」の2種類
ドコモでんきの料金プランは「Green」と「Basic」の2種類があります。
それぞれの特長を解説していきます。
「Green」は最大10%還元、しかし料金は少し高い」
ドコモでんき Greenは実質CO2フリーの再生可能エネルギーを積極的に活用を通じて環境に貢献できるプラン。
Greenの内容はつぎのようになります。
基本料金(最低料金) | 地域電力+500円 |
電力量料金 | 地域電力と同じ |
dポイント還元率 (対象のドコモ回線+dカードGOLD) | 10% |
dポイント還元率 (対象のドコモ回線) | 5% |
dポイント還元率 (対象外のドコモ回線またはドコモ回線未所持) | 3% |
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ドコモでんきの料金は地域電力が基準
ドコモでんきの料金はあなたが住んでいる地域の電力会社が基準となります。
例えば関東エリアなら東京電力、関西エリアなら関西電力などがあります。
ドコモでんき Greenは地域電力の料金より500円高くなります。
料金が高い理由はCO2フリーの再生可能エネルギーを積極的に取り入れているためです。
少し高くなりますが、環境にやさしい電力を優先的に使えます。
ドコモ回線やdカードGOLDを所持していると還元up
ドコモでんきは料金(税抜)に応じてdポイントが還元されます。
ドコモ回線+dカードGOLDを所持しているとdポイント還元率は10%になります。
ドコモ経済圏でドコモのサービスを多く利用している方なら条件を達成するのは簡単。
ドコモでんきに変更することで今まで以上にdポイントを貯められます。
「Basic」は最大3%還元
ドコモでんき Basicは地域電力と同じ料金で使えるプランです。
Basicの内容はつぎのようになります。
基本料金(最低料金) | 地域電力と同じ |
電力量料金 | 地域電力と同じ |
dポイント還元率 (対象のドコモ回線) | 3% |
dポイント還元率 (対象外のドコモ回線またはドコモ回線未所持) | 2% |
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BasicはGreenと比べると料金が500円安いですが、dポイント還元率が低くなっています。
初期費用・解約金は無料
ドコモでんきに契約変更する際の初期費用や解約金は無料です。
また特別な工事はありません。気軽にドコモでんきに契約できます。
申し込み方法
全国のドコモショップやコールセンターまたはWEBサイトから申込ができます。
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ドコモ回線がなくても申込可能です。
支払い方法
ドコモでんきの支払い方法はつぎのようになります。
ドコモ回線を持っている方 | 携帯料金の支払い方法に準ずる |
ドコモ回線を持っていない方 | クレジットカード |
ドコモ回線を持っていない方はクレジットカードがないと契約できないので注意しましょう。
提供エリア
提供エリアは日本全国(沖縄県、島しょ部の一部を除く)になります。
沖縄県は提供されません。今後のサービス拡大に期待ですね。
注意点
ドコモでんきの注意点を知っておきましょう。
- オール電化向けのメニューはない
- 料金の総額がdポイント還元の対象ではない
オール電化には不向き
ドコモでんきにはオール電化向けのプランはありません。
自宅がオール電化なら現在契約している電力会社のプランを継続することをオススメします。
dポイント還元の対象は「基本料金と電力量料金」の税抜価格
ドコモでんきのdポイント還元は100円(税抜)につき1ptとなります。
税抜価格が対象となるので注意しましょう。
またdポイント還元の対象は「基本料金と電力量料金」です。
でんき料金の内訳はつぎのようになっています。
基本料金+電力量料金+燃料費調整費+再生可能エネルギー発電促進賦課金
燃料費調整費+再生可能エネルギー発電促進賦課金にはdポイント還元の対象外となります。
以上より、でんき料金に対してdポイントの還元が少ないと思うかもしれません。
ドコモでんきでおトクになる損益分岐点は?
dポイント最大10%還元されるドコモでんき Greenですが、料金が地域電力より500円高くなります。
そこでドコモでんき Greenでおトクになる損益分岐点を検討してみました。
Greenと地域電力との差
ドコモでんき Greenのでんき料金は地域電力より500円高くなります。
500円の差がありますが、dポイントの還元が500pt以上になればおトクになります。
そこでdポイント還元が500pt以上になるでんき料金をまとめました。
dポイント還元率 | でんき料金(税込) |
10% (対象ドコモ回線+dカードGOLD) | 5,500円 |
5% (対象ドコモ回線) | 11,000円 |
3% (対象外のドコモ回線またはドコモ回線未所持) | 18,333円 |
基本料金+電力量料金の合計金額を記載、燃料調整費と再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されるため、実際の料金は少し高くなります。
GreenとBasicの差
ドコモでんきの「Green」と「Basic」では、でんき料金やdポイント還元率が異なります。
この2つのプランのポイントの還元率の差を考慮して、損益分岐点をまとめました。
dポイント還元率の差 | でんき料金(税込) |
10%ー3%=7% (対象ドコモ回線+dカードGOLD) | 7,857円 |
5%ー3%=2% (対象ドコモ回線) | 27,500円 |
3%ー2%=1% (対象外のドコモ回線またはドコモ回線未所持) | 55,000円 |
基本料金+電力量料金の合計金額を記載、燃料調整費と再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されるため、実際の料金は少し高くなります。
<まとめ>地球にやさしい「ドコモでんき」を使ってdポイントをためよう
ドコモでんき Green | ドコモでんき Basic | |
基本料金(最低料金) | 地域電力+500円 | 地域電力と同じ |
電力量料金 | 地域電力と同じ | 地域電力と同じ |
dポイントの還元率 | 最大10% | 最大3% |
2022年3月1日に提供開始されるドコモでんき。
dポイントを有効活用するドコモ経済圏の方はドコモでんきを待っていたと思います。
最大10%のdポイント還元があるので、どんどんdポイントを貯められます。
dポイント還元だけでなく、環境にやさしい再生可能エネルギーを積極的に活用しています。
SDGsのような環境問題に関心がある方にもドコモでんきはオススメです。
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