- はじめてスマホプランで気を付けるポイントは?
- 手数料はかかる?
- 指定ISPサービスってなに?
月額料金は1,078円で利用できる「はじめてスマホプラン」。
おトクな「はじめてスマホプラン」ですが、気を付けるべきポイントが11つあります。
この注意点を知っていると、無駄にお金を払わないで済むでしょう。
この記事では「はじめてスマホプラン」の内容を簡単に解説しつつ、注意すべきポイントを11つにまとめています。
この記事でわかること
- はじめてスマホプランの11つの注意点
- 必要な手数料について
- 指定ISPサービスについて
はじめてスマホプランは月額料金1,078円で5分間通話無料
はじめてスマホプランの内容は次のとおりです。
月額料金※ | 1,078円(12ヶ月間) 1,628円(13ヶ月以降) |
利用可能データ量 | 1GB |
対象契約 | 5G・Xi |
通話 | 5分間の通話無料 |
SMS送信料(受信は無料) | 国内(1回あたり3.3円~) 国際(1回あたり50円~) |
追加オプション | かけ放題オプション |
公式サイト | 詳細を見る |
おトクなはじめてスマホプランですが、注意点もいくつかあります。
「はじめてスマホプラン」11つの注意点
はじめてスマホプランには気を付けるべきポイントが11つあります。
- 3G回線からの契約変更のみ適用される
- 他社からの乗り換えの場合、目視確認が実施される
- 事務手数料が3,300円かかる
- 指定ISPサービスの契約が必須
- ISPセット割は適用されない
- 割引は3種類のみ
- 月額料金は日割りで計算されない
- 書類で利用料金の案内をすると手数料110円
- 請求書払いを希望すると手数料165円
- 通話時間5分以上だと30秒ごとに22円
- 同月内の3回目の料金プラン変更すると、手数料1,100円
それぞれを解説していきます。
①3G回線からの契約変更のみ適応される
「はじめてスマホプラン」を契約できるのは、ドコモのFOMAや他社(auやソフトバンクなど)の3G回線を使っている方のみです。
すでにXi(4G)または5G回線を利用している方は適応されません。
どうして3G回線利用者のみ対象なの?
理由はドコモが3G回線の運用を止めたいからです。
ドコモは2026年3月31日をもって、3G回線(iモード、FOMA)のサービス終了を発表しています。詳細はこちら。
利用者が少ない3G回線利用者を4Gまたは5G利用に変更してもらい、3G回線の運用を停止する狙いがあります。
②他社からの乗りかえの場合、目視確認が実施される
他社からドコモにMNPする際、受付で携帯の目視確認が必要になります。
MNPとは?
MNPとはMobile Number Portability(モバイル ナンバー ポータビリティ)の略です。
電話番号はそのままで移転先の携帯電話会社のサービスをご利用できる制度(携帯電話番号ポータビリティ)のこと
どうして他社からのMNPだけ目視確認するの?
それは、MNP予約番号からでは他社の回線でスマホ・ガラケーの契約種別かは判断できないからです。
携帯端末の中を確認し、MNPを行う電話番号を確認する必要があります。
③事務手数料が3,300円かかる
街のドコモショップで契約する際、別途事務手数料3,300円(税込)がかかります。
契約する際は覚えておかないといけません。
④指定ISPサービスの契約が必須
「はじめてスマホプラン」は指定ISPサービス(インターネット接続サービス)の契約が必須となります。
- spモード(月額料金330円)
- moperaU スタンダードプラン(月額料金550円)
- ビジネスmoperaインターネット(月額料金330円)
「spモード」はドコモ、「moperaU スタンダードプラン」「ビジネスmoperaインターネット」はmoperaUが提供しているISPサービスです。
それぞれの違いはありますが、spモードを利用するのが良いでしょう。
spモードに加入していると、次のサービスが利用できます。
- 楽しく便利なメールサービス(@docomo.ne.jp)
- お支払いが簡単・便利になるspモード コンテンツ決済サービス
- あんしん・快適なオプションサービス(アクセス制限サービス・便利なコンテンツ決済サービスなど)
⑤ISPセット割は適用されない
ISPセット割とは複数のISPサービスを契約していると各ISPの月額使用料が最大半額となります。
はじめてスマホプランではこのISPセット割は適用されません。
ISPサービスは1つあれば十分ですので、複数契約しないようにしましょう。
ISPサービスはspモードを契約すれば安心!
⑥割引は3種類のみ
「はじめてスマホプラン」で利用できる割引は、「はじめてスマホISP割」、「はじめてスマホ割」、「dカードお支払割」の3種類となります。
月額料金(定期契約なし) | 月額料金(定期契約あり) | |
月額料金 | 1,980円 | 1,793円 |
はじめてスマホISP割 | -165円 | -165円 |
dカードお支払割 | -187円 | - |
はじめてスマホ割(12ヶ月間適用) | -550円 | -550円 |
割引後料金 | 1,078円 1,628円(13ヶ月目以降) | 1,078円 1,628円(13ヶ月目以降) |
割引が適用されると月額料金は最大12か月1,078円、13カ月目以降1,628円となります。
ドコモ回線利用者が多く利用している「ドコモ光セット割」「みんなドコモ割」は適応されないので注意しましょう。
ドコモの割引について詳しく知りたい方はこちら!
⑦月額料金の日割りで計算されない
月の中頃に料金プランの変更を行った場合、利用している期間が少なくなるのに料金は変化なしだとなんだかモヤモヤしませんか?
「はじめてスマホプラン」に料金プランを変更する際、MNPと同時にお申込みの場合に限り、お申込み月の月額料金は日割りされます。
しかしMNPと同時でないと、日割りで計算しません。
例えば、10日にMNPと同時に「はじめてスマホプラン」を契約したとします。
後日20日に音声オプションの「かけ放題オプション」を追加したとします。
この場合、「はじめてスマホプラン」の料金は日割りされますが、「かけ放題オプション」の料金は日割りされません。
少し損した気分になりますので、料金プラン変更する際はしっかり調べてから行うようにしましょう。
⑧書面での利用料金の案内をすると手数料110円
毎月のご利用料金のご案内について、書面で貰うことが可能です。
書面での希望の場合、口座振替もしくはクレジットカード払いのお客さまはご請求あたり110円(税込)必要になります。
⑨請求書払いを希望すると手数料165円
利用料金のお支払い方法は口座振替とクレジットカード払い、それから請求書払いの3種類があります。
口座振替とクレジットカード払いを選択すると、手数料は無料です。
ドコモショップやコンビニなどで利用料金をお支払いする請求書払いを希望する場合、165円(税込)の請求書など発行手数料が必要になります。
⑩通話時間5分以上だと30秒ごとに22円
国内通話料は、1回あたり5分以内の国内通話が何度でも無料です。
これは、デジタル通信料(テレビ電話など)についても5分以内の通信は定額対象となります。
1回あたりの通話時間が5分を超過した場合、超過分について30秒ごとに22円(税込)の通話料がかかります。
⑪同月内の3回目の料金プラン変更時、手数料が1,100円
同月内に料金プランを何回も変更してしまうと、手数料が発生します
同月内に料金プラン変更時は、3回目から手数料が1,100円(税込)かかります。
手数料を支払うのはもったいないので、料金プラン変更する際はしっかり調べてから行うようにしましょう。
<まとめ>月額料金が安い「はじめてスマホプラン」も注意点が多くある
まとめ
- 「はじめてスマホプラン」を契約できるのは現在FOMAや他社3G回線の利用者のみ
- 他社からMNPする際目視確認される
- 契約の事務手数料3,300円がかかる
- 指定ISPサービスの契約が必須
- 割引は3種類のみ
- MNPと同時だと利用料金が日割り計算される
- 書面で利用料金の案内を希望されると、手数料110円
- 請求書払いを希望されると、手数料165円
- 1回の通話が5分以上だと、30秒ごとに22円
- 同月内のプラン変更は3回目から1,100円
はじめてスマホプランは月額料金最大12か月1,078円、13カ月目以降1,628円で5分間通話無料のおトクなプラン。
一番の注意点はFOMAなどの3G回線から4G/5G回線に契約変更するときのみ利用できることです。
注意点をしっかり理解して、ネット生活を楽しみましょう。
はじめてスマホプランは
コメント