- 便利なiDをよく使っている
- iDのポイント還元はどのくらい?
- ポイント還元率を上げる方法を教えて
「iD(アイディー)」はNTTドコモが提供している電子マネーです。全国175万台以上の普及率があり、日本全国の店舗で利用できます。
iDには独自のポイントサービスがなく、ポイント還元は紐づけしているクレジットカードに依存します。しかし、d払い(iD)を利用すると、iDでポイントの2重取りが可能です。
ドコモが提供しているiDには、dカード(iD)とd払い(iD)の2種類があります。利用するiDによって、獲得できるdポイント数が変化します。
本記事では、d払い(iD)でポイント2重取りする方法を解説します。記事を読むと、d払い(iD)の特徴が理解でき、iDを利用してdポイントをおトクに貯められるでしょう。
\ いつもの買い物でdポイントが貯まるのはd払いだけ /
iDにはdカード(iD)とd払い(iD)の2種類がある

NTTドコモのキャッシュレス決済サービスにiD(アイディー)があります。iDにはdカード(iD)とd払い(iD)の2種類があり、簡単にまとめると以下のとおりです。
dカード(iD) | d払い(iD) | |
利用条件 | dカード会員 | ドコモの携帯電話契約者 |
利用するための媒体 | dカード おサイフケータイ | ドコモのおサイフケータイ |
支払い方法 | dカードでの請求 | ドコモのケータイ料金と合算して請求 |
利用枠 | dカードの利用枠 | 5,000円 1万円 3万円 |
dポイント還元率 | - | 0.5% (200円につき1pt) |
dカード(iD)はdカード会員、d払い(iD)はドコモユーザーのみが利用できるiDです。
d払い(iD)ならポイントの2重取りが可能

iDでポイント2重取りをするなら、d払い(iD)を利用しましょう。iDには独自のサービスポイントがなく、紐づけしているクレジットカードのポイント還元率に依存します。
しかし、d払い(iD)はポイント還元があり、200円につき1pt(0.5%)のdポイントが獲得できます。このポイント還元があることで、d払い(iD)だけがポイント2重取りが可能です。
ポイントの2重取りの設定
d払い(iD)でポイントの2重取りをするには、ドコモの携帯料金の支払いをdカード以外のクレジットカードに設定する必要があります。
実はドコモの携帯料金をdカードで支払ってもdポイントの還元はされません。dカードのポイント進呈対象となる一覧は、以下の通りです。
100円につき1pt(1%)の対象 | |
ショッピング(dカードETCカードでの利用も含む) | ○ |
ドコモの携帯電話/ドコモ光の利用料金 | × |
ドコモの端末故障修理代金 | × |
ドコモのバリューコースにおける分割支払金/分割払金 | × |
ドコモの分割払い端末代金の残債一括精算 | × |
d払い(お支払い方法をdカードに設定) | ○ |
NTTファイナンスおまとめ請求 | × |
公共料金 | ○ |
楽天Edyチャージ nanacoチャージ モバイルSuicaチャージ モバイルPASMO SMART ICOCAチャージ WAONチャージ TOYOTA Walletチャージ ANA Payチャージ dカード プリペイドチャージ | × |
キャッシング返済金 | × |
リボ払い手数料 | × |
分割払い手数料 | × |
再発行手数料 | × |
年会費 | × |
遅延損害金 | × |
回収事務手数料 | × |
ユニセフ募金・国境なき医師団募金・ドコモチャリティ募金 | × |
国民年金保険料 | × |
ドコモの携帯料金をdカード以外のクレジットカードで支払うことで、d払い(iD)でポイントの2重取りが可能となります。
ポイントの2重取りの原理
d払い(iD)でポイント2重取りができるのは、d払い(iD)の利用でポイント還元があるからです。通常のiDやdカード(iD)にはポイント還元がありません。
d払い(iD)のみポイント還元があるので、ポイント2重取りが可能です。ドコモの携帯料金の支払い設定をdカード以外のクレジットカードにすると、ポイント2重取りの完成です。
還元率 | |
d払い(iD)の還元率 | 0.5% |
ドコモの携帯料金の支払いに設定しているクレジットカードの還元率 | 0.5~1.0%(※) |
合計 | 1.0~1.5% |
ポイントの2重取りのデメリット4選

d払い(iD)で設定を整えると、ポイントの2重取りが可能になります。しかし、いくつかのデメリットもあります。
- dカードお支払割が適用されない
- ahamoのギガ増量が適用されない
- 獲得できるポイントはdポイントではない
- d払い(iD)は利用可能限度額に制限がある
ポイントの2重取りができるメリットより、デメリットのほうが大きいと感じた場合は利用をやめておきましょう。
①dカードお支払割が適用されない
ドコモの携帯料金の割引に「dカードお支払割」があります。dカードお支払割はドコモの携帯料金を、dカードで支払う設定をしていると適用されます。
d払い(iD)のポイント2重取りを狙ってしまうと、ドコモ携帯料金の支払い設定をdカード以外のクレジットカードにする必要があります。
d払い(iD)のポイント2重取りをすると、dカードお支払割が適用されないので注意しましょう。
②ahamoのギガ増量が適用されない
ahamoの料金をdカードで支払うと、月間のデータ量が増量されるサービスがあります。
カードの種類 | 利用可能データ量 |
dカード | +1GB (計21GB/月) |
dカードGOLD | +5GB (計25GB/月) |
dカードお支払割と同様に、d払い(iD)のポイント2重取りを狙うと、ahamoのギガ増量サービスは適用されません。ギガを20GB以上使う可能性がある方は、ギガ増量サービスを適用させるのをオススメします。
③獲得できるポイントはdポイントではない
d払い(iD)のポイント2重取りで獲得できるポイントは、2種類になります。
1つはd払い(iD)で還元されるdポイント。もう1つはドコモ携帯料金の支払いをしているクレジットカードによって獲得できるポイントです。
④d払い(iD)は利用可能限度額に制限がある
d払い(iD)の利用可能限度額は最大3万円です。あなたのドコモ携帯電話料金の支払い状況に応じて変化します。
限度額は3段階あり、5,000円、1万円、3万円の中から設定されます。また自身で1,000円単位で限度額を設定することもできます。
<まとめ>d払い(iD)ならポイントの2重取り!!しかしデメリットも
まとめ
- d払い(iD)はポイントの2重取りが可能
- d払い(iD)の利用で0.5%還元
- ドコモの携帯料金をdカード以外のクレジットカードにする
- ドコモの携帯料金をdカード以外のクレジットカードにするとデメリットもあるので注意
d払い(iD)を活用すれば、ポイント2重取りができるのでおトク。ドコモの携帯料金をdカード以外のクレジットカードで支払う設定にすれば、ポイント2重取りができます。
しかし、「dカードお支払割」や「ahamoのギガ増量」などのサービスが受けられないので注意が必要です。
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